パリ、嘘つきな恋

May 15, 2020

【パリ、嘘つきな恋】2019年公開

軽快なリズムでコミカルで楽しく観れて、心に染入るようなテーマがある。そんな恋愛映画が久々に登場しました。

パリ大手のシューズ代理店の支社長ジョスランは、短絡的な女性との関係を繰り返す中年のプレイボーイ。ある日、母親の葬式のあとに立ち寄った実家で母の車椅子に座って音楽にふけっていたところに引っ越してきたばかりの隣人ジュリーが挨拶に訪ねてきます。「何かお手伝いしましょうか?」という美人の優しい問いかけに、つい気を引くために車椅子生活をしていると嘘をついてしまいます。

ジュリーは事故で車椅子で生活している姉のフロランスを紹介します。フロランスはバイオリニストとして世界を飛び回りながら車椅子テニスプレイヤーとしても活躍していました。

障害者であることなど全く感じさせない魅力的なフロランスにジョスランは惹かれていきます。なぜ車椅子生活に至ったか?という質問にも本当の事が言い出せず、嘘の上に嘘を塗り固めていくジョスラン。

今度の恋はうまくいくかもと期待をたかめていくフロランス。デートを重ねる度に、自分が健常者だということがばれ、恋が終ってしまう事を恐れて本当の事が言い出せないジョスラン。なんとか本当の事を伝えようと友達と自分の秘書を巻き込んでいきます、、、。

笑いながらもどかしくも観つつ、最後は思った通りの展開に胸がすきます。フロランスとの恋を通して、好き勝手生きてきたジョスランの成長が映画のテーマでもあります。

今回、監督・脚本も務めた主演のフランク・デュボスクは【ディスコ】以来でしたが、巧妙な演技とセンス、ウオーレンベイティを彷彿させます。

秘書役のマリーを演じるエルザ・ジルベルスタインが最高!
DVD出てます!