【ボルサリーノ】1970年公開

先日、「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」のゴダール作品で知られるジャンポール・ベルモンドさんが亡くなられました。高校生の頃、ゴダール作品に触れることになりましたが、小学生の頃テレビで観たこの「ボルサリーノ」がベルモンドさんとの出会いでした。

1930年代のマルセイユ、シフレディ（アラン・ドロン）とカペラ（ジャンポール・ベルモント）の2人が下積みからのし上がって親分の象徴であるイタリアの高級帽子ボルサリーノを被るようになるまでが描かれています。

チンピラから親分にのし上がって行く映画は山のようにありますがこれほどエレガントで小粋でお洒落な王道を行く映画は皆無になってしまいました。

なんと言ってもこの２大スターの共演、出会いの殴り合いのシーンからラストまでがぶり四つで今観ても褪せることはないです。

英語史上に残る大スターの共演ベストワンだと思う。

次に『タワーリング・インフェルノ』のスティーブ・マックイーンとポール・ニューマンかな、、、。