太陽がいっぱい

November 27, 2019

1回目のコラムをなんで『太陽がいっぱい』
にしなかったんだろうと思っていた矢先にマリーラフォレさんが亡くなられました。

それで2回目は【太陽がいっぱい】
言わずと知れた1960年公開 ルネ・クレマン監督の不朽の名作

アランドロン演じるリプリーが大金持ちの友人と行動をともにするうちに嫉妬に目覚め、美しい恋人ごと友人の人生を乗っ取ろうと企てる映画。

最初にこの映画を観たのは中学三年か高校一年生だったと思いますが、マリーラフォレ演じるマルジュの美しさに心ときめき、アランドロンのカッコよさに憧れたのを覚えています。

2回目の鑑賞は20歳ぐらいの時で東京に出てきて1年ぐらいの時だったか、それはもうもうリプリーよりの人生を知らず知らずのうちに突き進んでいまして、自分より恵まれた人への嫉妬心などもこの時期に覚えてしまったのかリプリーに共感して映画に魅入ってしまいました。

今観るとモーリスロネ演じるフィリップは意外といい奴じゃないかと思えるシーンもあって、自分も丸くなったのかフィリップよりの人生に乗り変わったのか、それとも嫌な奴になってしまったのかなぁ、、、、。

ニーノ・ロータ作曲のメロディーが流れる哀しくも切ないラストは強烈で、これ以上のエンディングを僕は知りません。

何年か作り続けたボーダーのセーラーカラーTシャツは、この映画のヒロインを演じたマリーラフォレをイメージして作っていて『Marie』と名付けていました。
今は生産をお休みしていますが、近久復活したいなと思っています。