無垢なる証人

June 4, 2020

【無垢なる証人】2020年公開
法廷物の映画は大好物で機会があれば必ず観るようにしています。大体期待するのは無実の罪で起訴された被告人を貧乏な国選弁護士が弁護を受け持って勝ち目のない大きな法律事務所の検事に立ち向かう、そんなストーリーです。
この映画のシチュエーションはちょっと違います。
チョン・ウソン演じる主人公のスノは元人権派の弁護士ですが、一緒に暮らす父親の借金を返す為に信念を曲げて大企業の弁護を主とする大きな法律事務所に転職します。

事務所はイメージを変える為に国選弁護人の仕事を請け負ってスノに弁護を依頼します。

弁護するのは殺人で起訴された家政婦、ビニールを被って自殺しようとしていた主人を助けようとして逆に犯人にされた家政婦をスノは信じます。唯一の現場の目撃者は検察側の証人でスペクトラム症候群(自閉症)の少女ジウ。スノはジウに近づき証言台に立たせようとします。

ジウは重度の自閉症で挨拶もろくにできないと知ったスノは目撃者としては信憑性に欠けると陪審員と判事に訴えようと目論んでいました。そうとは知らずスノを優しい人と感じるジウは心を許していきます。

そして公判が始まり人を助けたいとジウは証言台に立ちます、、、。

弁護人は人を助ける職業だと信じるジウ、その気持ちを裏切る弁護士のスノ、二転、三転してクライマックスを迎えます。

「アシュラ」の時とは打って変わって弁護士を演じるチョン・ウソンは相変わらず安定の演技ですが、ジウを演じたキム・ヒャンギが素晴らしいいです。「リチャードジュエル」のポール・ウオルターハウザーも良かったですが、僕はこちらに一本!