ザ・エージェント

April 3, 2020

【ザ・エージェント】1996年公開

コロナウイルスの影響で普通の生活が規制されストレスが溜まる今日この頃ですが、そんな時にどんな映画がオススメか考えました。

暗いのは嫌だし、コメディがいいかと思いましたが、笑えるだけで明日からの糧にならなそうだし、、、、(笑えればいいんだけどね)

次々とスポーツが中止になっていってプロスポーツも大きく延期、ラグビーにいたっては今季中止。プロスポーツ選手の年棒ダウンのニュースも聞こえてきてます。

そんな時、選手の代理でスポンサーと交渉するエージェント(代理人)のお話です。

トム・クルーズ演じる大手代理店のジェリーは、数々の一流選手をクライアントに持つ敏腕エージェント。その巧みな話術で選手の年棒を引き上げ、フィーを稼ぐトップセールスマンです。

ある日、クライアントが脳震盪で病床に伏します。それでもスポンサーとの約束を優先するジェリーは休養を取らさず、プレイを再開しようと勧めます。選手は落胆し、選手の息子はジェリーに中指を立てます。

そんな仕事に疑問を思ったジェリーは、クライアントの選手の数を減らして選手をもっと大事に扱うという改革案を会社に提案します。その結果、会社から不穏分子扱いで解雇されてしまいます。

ショックを隠しつつ、会社を去る際、同僚に「自分と一緒に新しいエージェントの会社を作ろう」と呼びかけますが、誰も手をあげません。

唯一、賛同してくれた営業畑ではないレニーゼルヴィガー演じるちょっと冴えない経理のドロシーを連れて会社を後にします。

フリーとなったジェリーは今までのメインクライアントを引き抜こうと躍起になりますが、

ことごとくかっての同僚に先を越され拒まれます。

途方にくれたジェリーが唯一契約できたのは、キューバ・グッティング・ジュニア演じるかつてのクライアントのロッドただ1人。峠を越えたアメフトの選手で、ジェリーに金を見せろ〜Show me money!と言い続けます。峠を越えた選手であることを自覚するロッドは家族のことを思ってひたすらいい契約をとってこいとジェリーにせがみます。

すでにクライアントのスター選手でも無いロッド、クライアントになってくれそうな大物のスター選手を天秤にかけるジェリー。

選手を大事にするという信念と相反するクライアントのリクエストとの間で悩むジェリーを、一緒についてきたドロシー、そしてドロシーの連れ子が癒します。この三人の絆を描いている流れが凄く良くてとても和めます。

キューバ・ハバナグッティング・ジュニア、レニーゼルヴィガーこの2人が最高の演技で映画を盛り上げます。

この後、ロッドとジェリーがどうなっていくか、、、映画を見てのお楽しみという事で。

僕は恥ずかしいですが、若い頃に似た経験をしており、主人公のジェリーに共感しながらこの映画を観て以来、うまくいかない事があるとこの映画を観ます。

自分の信念(良心かも)と経済的成功が相反する時、人は方向を見失います。そういう時、自分に問いかけながらベストアンサーを探る時、囁いてくれるそんな映画です。

そろそろ観なくっちゃ、、、